ワイヤー矯正治療の装置をつけてから外すまでの流れ
こんにちはエスカ歯科の院長です。
本日は矯正治療の調整についてお話します。
矯正治療は表側、裏側、マウスピースによって調整や治療計画の組み立てが変わってきます。
今回は表側、裏側をメインとして大まかな流れを説明していきます。
まず矯正をやっていくことになれば検査をしてもらい診断までします。この辺の詳しい流れは過去のブログにアップしていますのでそちらを参考にしてください。
そしていざ本格的に矯正治療がスタートすることになれば
①DBS(矯正装置を歯面に貼ること)
②抜歯(抜歯の必要性があればこのタイミングで抜歯します)
③レベリング(形状記憶のワイヤーを用いて径の細いものから太いものに変えてゆき歯の並びを均等化させます。これにより歯並びのがたつきがなくなり綺麗な歯列が仕上がります)
④ディスタルムーブ(日本語で遠心移動です。このステップでは抜歯して開いたスペースを閉じるために硬くて径の太いワイヤーを使用して前歯を後ろに下げていきます。出っ歯さんの方はこのステップが終了するとかなり口元が下がるので横顔美人になれます)
⑤ディテーリング(これは仕上げや微調整を意味します。噛み合わせを作るために歯を出したり横に広げたり角度を調節したりします。また再度出てくる軽度ながたつきをとったり、綺麗な歯列を作るために逸脱してしまった箇所の調整をします。)
⑥リムーブ(歯面に貼った矯正装置を除去すること)
⑦保定(矯正治療で綺麗になった歯並びを長期に渡って維持していくためのステップになります)
上記のような流れで矯正治療を進めていきます。
だいたい期間としては症例の難易度に準じて変化しますが、平均すると2年ぐらいで矯正治療が終了される方が多いです。
矯正治療は通院や治療している期間は大変ですが、将来的に歯を残していくにあたりかなり有利になりますので気になる方がいらっしゃいましたら一度エスカ歯科矯正歯科の無料カウンセリングをどうぞ。
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