ブラックトライアングル
こんにちは、エスカ歯科矯正歯科です🦷🪥
今回は、ブラックトライアングルについてお話ししていきます。
ブラックトライアングルとは、歯と歯の間の歯肉に囲まれたスペースにできる「ブラック(黒い)」「トライアングル(三角形)」の事を指します。
ブラックトライアングルが起きてしまう原因としては
①加齢による歯肉退縮
②歯周病
③遺伝
④矯正
以上の4つが主に考えられています。
矯正治療で何故ブラックトライアングルが起こるのでしょうか?
基本的には矯正治療でブラックトライアングルが起こる事は避けられません。
元々歯がガタついていて、歯と歯が重なっていたので矯正後目立つ場合があります。また、骨の裏打ちがないところに歯を移動すると歯茎が下がりやすい傾向があります。
抜歯ケースの場合は、抜歯したスペースをうめるのに時間(平均して半年〜9ヶ月)がかかります。その際抜歯しないケースと比較してブラックトライアングルが出来やすいと言われています。
また歯列矯正では、歯に矯正力をかけると骨が作られる側と骨が吸収される側がどうしても出来てしまいます。この仕組みを使って歯を正しい位置に並べていきますが一度吸収された骨は元に戻らないので歯茎が下がってブラックトライアングルが出来るのです。
ただ、基本的にはブラックトライアングルは病的なものではないので治療する必要はありません。
もし矯正治療終了後気になるようであれば、治療方法も提案出来ますのでスタッフ又は歯科医師までお声掛けください☺️